2021年3月頃から、ウッドショックが続いています。
ウッドショックは今の住宅業界に大きな影を落としており、オレ達不動産投資家は気が気ではありません。
ウッドショックにより、かなり大きい問題が起きているのですが、今回の記事ではそのことについて触れていきたいと思います。
ウッドショックの原因

日本の国土には多くの森林があります。
しかし、住宅メーカーはその木材を3割程度しか使用していません。
残りの7割は輸入に頼っているのですが、2021年から木材が輸入しにくくなり、供給が不足するようになったのです。
更に、日本の林業は衰退しており、国内の木材をすぐに建築材として使えない状況となってしまっているのも、ウッドショックが起きている要因の1つです。
林業は仕事としては大変なのに、給料は安いと言われており、人材不足を起こしています。
林業の衰退により、輸入できないから国内の木材をすぐ使おう、ということが中々できないのが現状なのです。
木材を用意できないと、なにが起こるのかというと、工期の遅延が起こります。
今の建設業界では、工期がいつ終わるのか約束できないという事態に陥っています。
木材の値段が3ヶ月から半年ぐらいで1.5倍に跳ね上がり、更に半導体不足問題がおきて建設費用が高騰しました。
工事費用が高騰したうえ、いつ工事が完了するかがわからない、という恐ろしいことが起きているのです。
数千万、数億かかる工事費用が高騰したうえ、完了時期もわからないなんて、ゾッとしますよね?
今までは、工期が3ヶ月遅れたら契約破棄できるようになっていました。
ところが、今はウッドショックや半導体不足問題、エネルギー問題により、工期を約束できないと言われることが当たり前になってしまったのです。
そのうえ、工事費は今までだったら1年、2年経っても、最初の見積もり金額でやるのが普通でした。
それが、今では1ヵ月経って建築費用が変わってたいら上げします、という契約内容へ変わっているのが常態化しています。
こんな状況下のため、大きな工事はお勧めできません。
しかし、多くの投資家は建築については素人なので、新築投資を始めてしまいます。
キャピタルで残る投資ができることを知り、銀行融資が付き、建設会社との契約も完了してしまう。
そういった流れで投資をはじめた結果、後戻りできずに困っているという話をよく聞きます。
今後、中小の建設会社は潰れていく

ウッドショックをはじめ、半導体不足やエネルギー不足問題によって、中小の建設会社は大ピンチに陥っています。
先述したように、ウッドショックによる木材の高騰と工期の遅れにより、建設会社は赤字を免れません。
仮にコロナ前の売り上げが10億で、現場経費が20%かかったとしましょう。
10億の20%は2億になるので、2億が経費で使われていたことになります。
これがウッドショックや半導体不足問題によって、工期が伸び、売り上げが5億になると、経費に回せるお金は1億になります。
会社や現場の経費は2億かかっていた訳ですから、1億円足りなくなり赤字にいなります。
その上、仕入れ材料は上がっている状態です。
この問題を解決するために中小の建設業者は人件費を抑える努力をしてきました。
そういったしのぎ方も、限界にきています。
ちなみに大手の建設会社は、工期を伸ばすことなく現場を回しています。
とある場所で、片方の建築は止まっており、もう片方の建築は中止せずに作業が進んでいるということが起きています。
現場が止まっているのは中小の建設会社、止まっていない現場は、大手がしている建設現場です。
大手建設会社の建設現場が止まらない理由は、ストックしていた材料がまだまだ残っているからです。
話を中小の建設会社に戻します。
2022年から2023年にかけて中小の建設会社はどんどん倒産していくでしょう。
銀行や証券会社は、今の流れで潰れていく会社が高確率で沢山できていくと予想しています。
ここまで伝えた現状があるので、新築投資には手をつけないことをおすすめします。
新築に関しては、時代の動向を見据えながら、本当によくよく注意してどのタイミングで手を出すべきかを意識していきましょう。
まとめ
ウッドショックにより建設業界に大ピンチが訪れており、多くの中小建設会社は倒産していくことが予想されます。
工期も遅れ、いつ完了するのかがわからない状況なので、新築投資はやらないことをオススメします。
やるのであれば、今後の動向を見据えて、投資するタイミングを見計らいましょう。
今回の記事は以上です。
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